監査法人から事業会社の財務会計ポジションへ

転職体験談

プロフィール

性別:女性
年齢:40代前半
転職前:大手監査法人でクライアントの監査業務を担当
転職後:事業会社(メディア業界):財務部(マネージャー)


事業会社での新たな役割にやりがいを実感!転職でワークライフバランスも大幅改善

新たなキャリアへの転職理由

私はこれまで、大手監査法人で多くのクライアントの監査業務に携わってきました。公認会計士としての知見を活かし、クライアントの財務状況を精査し、適切な報告を行うことにやりがいを感じていました。しかし、長年にわたる監査業務の中で、クライアントの成長を客観的に評価するだけではなく、自らその成長に寄与したいという想いが強くなっていきました。

監査業務では、多種多様な企業と関わる機会があり、そのたびに新たな知見を得ることができるという魅力がありました。しかし、クライアントの一員として腰を据えて働き、企業の成長に長期的に寄与することにはまた違った価値があると考えるようになったのです。監査業務を通じて培った財務の知識と分析力を、もっと企業の内側から活かしてみたい。そんな想いが転職の動機となりました。

自力での転職の苦労

自分自身で転職活動を始めた当初、公認会計士の資格を持っていたこともあり、すぐに選考に進むだろうと思っていました。しかし、監査法人での経験が豊富であっても、企業側からは「監査の知見は魅力的だが、経験の幅が狭い」と見なされることが多くあり、思わしくない結果が続きました。事業会社での財務や管理業務の実務経験が求められる中、私のキャリアはクライアントの監査に特化していたため、どうしてもその点がネックになってしまったのです。

自分の仕事に誇りを持って働いてきましたが、毎日のように送られてくるお断りのメールを読むたびに、これまでの経験を否定されているような気持ちにもなり「このまま監査法人でのキャリアに固執するしかないのか」と悩む日々が続きました。

インフォエックスからのサポートと成功の鍵

悩んだ末、私はコンサルタント/監査法人への転職に強みを持つ、インフォエックスにサポートをお願いすることにしました。コンサルタントや監査法人に強みがあるならば、私の業務の強みやアピールポイントを的確に見つけてくれる、と考えたこと。そして、コンサルタント業界だけではなく、大手事業会社とも取引していることに惹かれました。

そして私のキャリアや希望を詳細にヒアリングしてくれ、監査法人での経験が活かせる事業会社の財務会計ポジションを探し出してくれました。特に、企業の成長に直結するような業務ができる環境を持つ会社を紹介してもらえたことが、私にとって大きな助けとなりました。

また、これまでの経験をもとにした書類の作成や修正を手伝っていただきました。インフォエックスさんでは私の監査知見をどのように企業の成長に活かせるかを一緒に考え、応募書類に反映させることで、書類選考の通過率が大幅に向上しました。やはり、自分自身では魅せ方が十分ではなかったことを痛感しました。

そしていくつかの企業で面接が入った際は、企業ごとの対策を一緒に行ってくれました。私の経験やスキルを企業の求めるニーズに合致させるためのプレゼンテーション方法を練り上げ、具体的な質問の想定や回答のブラッシュアップを行うことで、自信を持って面接に臨むことができました。

転職後の生活

新しい職場での生活は、想像以上に充実しています。以前のようにたくさんのクライアントと関わることは減りましたが、何より企業の成長に直結するような重要な役割を担うことができるようになり、大きなやりがいを感じています。また、仕事の後には娘と一緒に過ごす時間も増え、家族とのコミュニケーションも円滑になりました。

これから転職を考える人へのメッセージ

私は公認会計士資格を持っている、監査経験が豊富なことで、転職は簡単にできるだろうと考えているところがありました。しかし、実際に企業が求めている経験とのミスマッチで悩むことだらけでした。そのギャップは、インフォエックスのサポートがなければ埋まらなかったと思っています。

自分が本当にやりたいこと、成長したいと感じる方向に向けて、一歩踏み出す勇気を持つことが大切ですが、自分の経験を「魅せる」方法も大事だと感じました。

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