株式会社オンデック

株式会社オンデックは、中小企業のM&A仲介・アドバイザリー業務を専門とする企業であり、特に事業承継や企業再生の分野で強みを発揮しています。2005年の創業以来、数多くのM&A案件を成功に導いており、「地域密着型のM&A支援」「完全独立系のアドバイザリー」「上場企業としての信頼性」という3つの大きな強みを持っています。

会社概要

社名株式会社オンデック(ONDECK Co., Ltd.)
URLhttps://www.ondeck.jp/
創業2005年7月
設立2007年12月
資本金3億7,272万円
売上高記載なし
従業員数59名(2023年11月末時点)
代表取締役久保 良介
拠点大阪府、東京都

特徴・強み

地域密着型のM&A支援

株式会社オンデックは、大阪本社を拠点に全国の中小企業を対象としたM&A支援を行っています。特に地方企業のM&Aや事業承継に力を入れており、全国の事業引継ぎ支援センターや商工会議所と連携しながら経営者の事業承継を支援しています。関西・中部エリアを中心に、地方企業向けのM&Aマッチングに強みを持ち、企業の規模を問わず、小規模M&A(スモールM&A)にも積極的に対応しています。こうした取り組みにより、都市部の大手M&A仲介会社では対応しにくい「地元密着型のM&A」を実現し、地域企業の成長と存続を支援しています。

完全独立系のM&Aアドバイザリー

オンデックは、金融機関や大手企業グループに属さない完全独立系のM&Aアドバイザリー会社です。そのため、特定の金融機関や投資ファンドの利益に左右されることなく、中立的な立場でM&Aの提案ができるという強みがあります。銀行系M&A仲介会社とは異なり、特定の金融機関に依存しないため柔軟な提案が可能であり、企業オーナーの意向を最大限尊重しながらクライアントの利益を最優先にしたM&A戦略を提案します。財務アドバイザリーだけでなく、戦略的M&Aや事業承継にも対応し、経営者の目線に立ったM&A支援を実施しています。

東証グロース市場上場企業としての信頼性

オンデックは、2020年12月に東京証券取引所グロース市場(旧マザーズ市場)へ上場しており、M&A仲介業界において数少ない上場企業の一つです。これにより、透明性の高い経営体制を維持しながらM&A業務の信頼性を確保しています。クライアント企業にとって、安定した経営基盤を持つ企業への依頼は安心感があり、上場企業ならではのガバナンス強化やコンプライアンス遵守のM&A支援を提供することができます。M&A業界は非上場の独立系企業が多い中、オンデックは上場企業としての強みを活かし、企業オーナーや投資家からの信頼を獲得しています。

実績豊富なM&A支援と高い成約率

オンデックは、中堅・中小企業を中心に多数のM&A支援実績を有しており、特に製造業・建設業・物流業などの事業承継型M&A、IT・ソフトウェア・ヘルスケア分野の成長戦略型M&A、赤字・業績低迷企業の再生M&Aにおいて豊富な成約実績を持っています。また、成約率の高さも特徴の一つで、経験豊富なアドバイザーが案件ごとに最適なマッチングを実現し、スムーズなM&Aを進めることができます。

事業承継だけでなく、事業再生・経営支援にも対応

M&A仲介会社の多くは企業売却や買収の仲介のみを提供していますが、オンデックはそれに加えて、事業再生・経営支援のサービスも提供しています。財務・経営改善のサポートを行い、経営状況が厳しい企業のM&Aも支援しており、M&A成立後のPMI(Post-Merger Integration:統合支援)にも対応可能です。さらに、企業価値向上のコンサルティングを通じてM&Aの成功確率を高める取り組みを行っており、特に赤字企業や経営難に陥った企業の再生型M&Aにおいて多くの成功事例を持っています。

AI・デジタル技術を活用したマッチング精度の向上

近年、M&A仲介のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、オンデックはAIを活用した企業マッチングシステムを導入し、M&Aの成約スピードを向上させています。案件データベースを活用したマッチング最適化を行い、AI分析による最適な買い手・売り手の選定が可能となっています。また、データドリブンなアプローチによる市場動向のリアルタイム分析を取り入れることで、従来の人手ベースのM&A仲介よりも迅速かつ精度の高いマッチングが実現しています。

低コストで利用可能なM&A支援サービス

多くのM&A仲介会社では高額な手数料が発生しますが、オンデックはリーズナブルな報酬体系を採用しており、中小企業でも利用しやすい仕組みになっています。小規模M&Aにも対応可能な報酬体系を整えており、完全成功報酬型を採用することで着手金・中間金の負担を軽減しています。これにより、M&Aに馴染みのない中小企業やオーナー経営者でも、気軽に相談できる環境が整っています。

オンデックは、地域密着型のM&A支援、独立系アドバイザリー、上場企業としての信頼性、事業再生支援、AIを活用したDX推進、低コストでのM&A仲介という強みを活かし、中小企業の経営者にとって最適なM&Aソリューションを提供しています。今後も、地方経済の活性化や、M&A市場の透明性向上に貢献する企業として成長を続けることが期待されています。

提供しているサービス

サービス

M&A仲介・斡旋・アドバイザリー業務:企業の譲渡・買収に関する仲介やアドバイスを提供
企業・事業の再生・再構築支援:経営改善や事業再生に関するコンサルティング
デューデリジェンス業務:企業価値の評価やリスク分析


年収

M&Aコンサルタント平均年収1000万~3000万

M&A業界は、高度な専門知識と交渉力が求められるため、他の業界と比較して年収水準が非常に高いのが特徴です。特にM&A仲介企業では、成果主義の文化が強く、個々の実績が評価に大きく反映されます。そのため、単に年次を重ねるだけでなく、社内表彰を受けるほどの優れた成績を残すことや、継続して高い成果を出し続けることが求められます。特に成功報酬型の報酬体系を採用する企業では、成約件数や取引規模が直接収入に結びつくため、トップクラスのアドバイザーは非常に高額な報酬を得ることも可能です。一方で、M&A案件は高度な分析力や提案力、関係者との信頼構築が不可欠であり、短期間で結果を出すのは容易ではありません。そのため、多くの企業では研修制度やOJTを充実させ、若手の育成に力を入れていますが、最終的には個々の努力や実力がキャリアアップの鍵となります。このように、M&A業界は成果主義が色濃く反映されるため、成績次第で大きな報酬を得るチャンスがある一方で、厳しい競争環境に身を置くことが求められる業界といえます。


選考情報

【選考フロー】

書類選考→面接2-3回→内定
M&A業界は、高額な取引や経営者との交渉が求められるため、成果主義や専門知識など転職には厳しいハードルがあります。しかし、営業で高い成果を出した経験や、金融業界で法人営業をしていた方なら挑戦可能です。特に、課題解決型の営業スキルや経営層との折衝経験があれば、M&A提案でも強みを発揮できます。努力が成果に直結する業界のため、高い営業力と挑戦意欲があれば大きなキャリアアップのチャンスを掴めるでしょう。

ケース面接などは以下もご参照ください。
 ・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
 ・ケース面接を成功させる、5つの習慣
 ・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
 ・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた

【選考情報】

※詳細はお問い合わせください。

面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問

M&A業界の面接では、高い成果志向、営業スキル、M&Aに関する理解度が総合的に評価されます。特に、過去の営業実績やクライアントとの交渉経験を具体的な数値やエピソードを交えて説明することが重要です。また、成果主義の環境に適応できるかどうかも重視されるため、目標達成への執着心や困難を乗り越えた経験を伝えると好印象を与えます。さらに、M&A業界特有の長期的な交渉プロセスや専門知識が求められるため、M&Aの基礎知識や業界動向を事前にしっかり学んでおくことが必須です。

また、企業文化への適応力も評価のポイントとなるため、応募企業の理念や価値観を理解し、それに沿った姿勢を示すことが大切です。面接では「なぜM&A業界なのか」「なぜこの会社なのか」という質問が必ず問われるため、自身のキャリアビジョンと企業の特徴を結びつけた明確な回答を用意しておきましょう。M&Aは厳しい環境で成果を求められる業界であるため、挑戦意欲や成長意識を前面に出すことが成功の鍵となります。


セミナー・選考会情報

株式会社オンデックでは選考会・採用セミナーは開催しておりません。


PJ事例

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