マッキンゼー・アンド・カンパニー

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、1926年にシカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーによって設立された、世界有数の経営コンサルティングファームです。現在、世界65カ国以上、130都市以上に拠点を持ち、約30,000人のコンサルタントが在籍しています。日本法人は1971年に東京に設立され、50年以上にわたり日本企業や多国籍企業の経営課題解決を支援してきました。

会社概要

社名マッキンゼー・アンド・カンパニー
URLhttps://www.mckinsey.com/jp/overview
設立1971年(日本オフィス)
資本金非公開
従業員数約600人
代表岩谷 直幸
売上高非公開
拠点・東京オフィス
・関西オフィス

特徴・強み

グローバルな連携体制

マッキンゼーは、全てのオフィスを一つの組織として捉え、世界中のコンサルタントが国境を越えて一体的に運営されています。この「One Firm」体制により、各国の専門家や知見を迅速に共有し、クライアントに最適なソリューションを提供することが可能です。例えば、プロジェクトの状況に応じて、国内のみならずグローバルの支社も含めた混合チームを形成することがあります。

科学的かつ論理的な問題解決手法の確立

マッキンゼーは、科学的かつ論理的な問題解決の方法論を、経営コンサルティングの世界で初めて明確な形で確立したファームです。このアプローチにより、事実に基づく分析と戦略立案を行い、クライアントの経営課題に対して的確な解決策を提供しています。

幅広い産業・分野に対する影響力

マッキンゼー日本支社は、多くの業界トップ企業を含む日本国内上位30社の8割に相当する企業をクライアントとしており、あらゆる業種を対象にしたプロジェクトは過去5年間で1,000件にものぼります。特に、自動車、ハイテク、金融、医薬品といった産業を中心に、戦略立案やサプライチェーンマネジメントなどの幅広い知見を提供しています。

高度な専門性とローカライズされたアプローチ

所属するコンサルタントは世界的に高い評価を受ける専門知識を有しており、その知見を日本特有の状況や環境に適応させながら、グローバリゼーション、全社戦略および事業部門戦略、マーケティング、営業、ソーシング、商品開発、サプライチェーンなど、あらゆる職種・機能のオペレーション改善を通じて、顧客企業の取り組みを支援しています。

グローバルキャリアの機会

個々人のキャリアプランと希望に応じ、グローバルに活躍できる舞台が多く存在します。海外オフィスへのトランスファー(転勤)も、本人の希望に基づいて実施され、語学力や基本的スキルを習得したと認められるコンサルタントが対象となります。

強力なネットワークと卒業生組織

マッキンゼー日本支社の出身者は多方面で活躍しており、DeNAの創業者、Twitter Japanやプーマジャパン、Apple Japanといった多国籍企業のCEO、ユニクロの執行役員、数々のプライベート・エクイティ・ファンドの幹部などが名を連ねています。マッキンゼーでは退職者のことを「卒業生」と呼び、同窓会組織を作り、毎年定期的に同窓会を開催し、旧交を温めています。

提供しているコンサルティングサービス

サービス

・グロース(成長)・マーケティング・アンド・セールス
・戦略・コーポレートファイナンス
・人材・組織・パフォーマンス
・サステナビリティ

・オペレーション
・デジタル

・新規事業立案
・企業変革


インダストリー

・プライベートエクイティ・プリンシパルインベスター
・先端エレクトロニクス・半導体
・エンジニアリング・建設・建材
・ヘルスケアシステム・サービス
・テクノロジー・メディア・通信
・トラベル・運輸・インフラ
・紙・板紙製品・包装材
・パブリックセクター
・自動車・産業機械

・ライフサイエンス
・化学・農業
・金属・鉱業
・消費財

・金融サービス
・電力・ガス
・石油・ガス
・小売 ​


年収

ビジネス・アナリスト650万~900万円
アソシエイト1000万~1,500万円
エンゲージメント・マネージャー1,500万~2,000万円
アソシエイト・パートナー2,000万~3,000万円
パートナー3,000万~5,000万円
シニア・パートナー5,000万円以上

選考情報

【選考フロー】

書類選考→web試験→面接複数回→内定
・面接では通常のビヘイビア面接に加え、ケース面接が実施されます


ケース面接については以下もご参照ください。
 ・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
 ・ケース面接を成功させる、5つの習慣
 ・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
 ・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた

【選考情報】

※詳細はお問い合わせください。

面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
戦略ファームの面接は、あなたの論理的思考力、コミュニケーション能力、そして価値観との適合性を評価する場です。事前に十分な準備を行い、自信を持って臨んでください。
また,何故転職し,コンサル業界を志望し,マッキンゼーを目指しているかが重要なポイントになります。


セミナー・選考会情報

マッキンゼー・アンド・カンパニーは定期的な選考会やセミナーは開催していません。
書類選考から面接に入るパターンでの入社方法となります。


PJ事例

マッキンゼーのプロジェクト事例についてはこちらの産業別/機能別グループよりご確認ください。

MBB・BIG4・総合6社解説!

  1. コンサルティングのBIG4とは? BIG4の特徴や年収、選考情報を徹底解説

  2. コンサルの総合6社とは? 特徴や年収、選考情報を徹底解説

  3. 外資戦略コンサルのMBBとは? MBBの特徴や年収、選考情報を解説

おすすめ記事

  1. コンサルティングとは:その役割と業務内容

  2. コンサルタントになれた!その後のキャリアはどう考えている?

  3. 官公庁業界の業務コンサルタント:未経験者にもわかる基本情報

覚えておきたい!用語集

  1. 初めての管理職?プロジェクトや顧客管理をするにあたって知っておきたい用語集

  2. 知っておきたい! マーケティング・セールス戦略を支える重要な用語集

  3. 覚えておきたい! ロジカルシンキング・ビジネスフレームワークの用語集!

TOP