株式会社日本総合研究所
株式会社日本総合研究所(The Japan Research Institute, Limited、以下JRI)は、1989年に設立された総合情報サービス企業であり、シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーションの3つの機能を有しています。本社は東京都品川区東五反田に位置し、代表取締役社長は谷崎勝教氏が務めています。JRIは、経営戦略の策定、業務改革支援、ITシステム構築など、多岐にわたるサービスを提供し、特に金融業界や公共分野での豊富な実績を持つ企業です。
会社概要
社名 | 株式会社日本総合研究所 The Japan Research Institute |
URL | https://www.jri.co.jp/ |
設立 | 1969年 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 3,258人(2024年3月末現在) |
代表 | 谷崎 勝教 |
売上高 | 2,197億円(2023年3月期) |
拠点 | ・東京 ・大阪 ・ニューヨーク ・ロンドン ・上海 ・シンガポール ・フィリピン |
特徴・強み
シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの統合
JRIの最大の強みは、シンクタンク機能を活かした調査・分析、コンサルティングによる戦略策定、ITソリューションによる実行支援までを一貫して提供できる点にあります。経営課題の発見から解決策の提案、さらに実装・運用に至るまでを統合的に支援し、クライアントの企業価値向上に貢献しています。
金融業界および公共分野での強固な実績
JRIは、特に金融機関向けのシステム開発・運用に強みを持ち、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の一員として、グループ企業への高度なITサービス提供を行っています。また、官公庁や地方自治体向けのコンサルティング業務も多数手掛け、政策提言や行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進など、公共分野においても広範な支援を行っています。
三井住友フィナンシャルグループとの連携による高付加価値サービス
JRIは、三井住友フィナンシャルグループの一員として、グループのリソースやネットワークを活用し、金融業界向けの高度なコンサルティングおよびITソリューションを提供しています。これにより、金融機関が直面する規制対応、リスク管理、デジタルバンキング戦略などの課題に対し、最適なソリューションを提案・実行できる体制を整えています。
サステナビリティとDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組み
JRIは、サステナビリティ経営やDX推進を重要な経営課題と位置付け、企業や自治体向けにサステナブルな成長を実現するためのコンサルティングを展開しています。気候変動対策、ESG(環境・社会・ガバナンス)対応、データドリブン経営の実現など、先進的な取り組みを支援し、社会全体の持続可能な発展に貢献しています。
官民両セクターにまたがる広範なサービス提供
JRIは、民間企業だけでなく官公庁向けにも幅広いサービスを提供しており、経済政策の提言や社会課題の解決に向けた支援を行っています。民間企業の経営ノウハウを行政改革に活かすなど、官民を横断するシンクタンクとしての役割を担い、持続可能な社会の実現を目指しています。
JRIは、シンクタンク、コンサルティング、ITソリューションを統合的に提供する総合情報サービス企業として、企業や行政の課題解決に貢献しています。金融業界や公共分野での強固な実績、三井住友フィナンシャルグループとの連携、高付加価値なコンサルティング提供により、クライアントの成長を支援しています。また、サステナビリティやDXの推進にも注力し、社会の持続可能な発展に寄与する企業として、今後も価値創造を続けていくことを目指しています。
提供しているコンサルティングサービス
機能
・経営戦略・事業戦略
・グループ経営、M&A戦略
・財務戦略
・経営改革
・マーケティング・営業力強化
・新規事業開発
・中堅・中小企業/オーナー経営支援
・業務改革・IT/DX
・技術戦略・イノベーション
・サステナビリティ経営
・人事・組織・人材開発
事業セグメント
・農業・食品
・建設・不動産
・医療・介護・ヘルスケア
・ものづくり
・環境・エネルギー・資源
・情報・通信
・運輸・流通
・金融ビジネス
・教育
・観光・レジャー・エンターテインメント
・官公庁・外郭団体
・その他
年収
アナリスト | 500万~600万円 |
コンサルタント | 600万~800万円 |
シニアコンサルタント | 800万~1,000万円 |
マネージャー | 1,000万~1,200万円 |
シニアマネージャー | 1,200万~1,500万円 |
パートナー | 1,800万円以上 |
選考情報
【選考フロー】
書類選考→面接3回→内定
・上記の他、web試験が課せられる場合もあります。
面接対策については以下もご参照ください。
・面接失敗から学ぶ賢い対策:よくあるミスとその乗り越え方
・みんながやってるWEB面接の準備や工夫
・転職の面接ノウハウ|企業に好印象を与える自己PRとは?
・面接フェーズごとの重要なチェックポイントと対策を解説
面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
特に転職理由、志望動機(なぜコンサルタントか、なぜ日本総研か)はポイントになります。これらの内容に対して一貫性かつ説得力を持たせた受け答えを意識すると良いと思います。
セミナー・選考会情報
日本総研は選考会・採用セミナーはを開催していません。
PJ事例
日本総研のプロジェクト事例についてはこちらの「業務別/産業別」よりご覧ください。