富士通総研
株式会社富士通総研(FRI)は、1986年6月20日に設立された富士通グループのシンクタンク・コンサルティング会社です。本社は東京都大田区に位置しています。
FRIは、ICT(情報通信技術)の豊富なノウハウとリソースを活用し、社会・産業動向から個々のクライアント企業の課題までを総合的に捉え、実効性の高い課題解決を提供しています。特に、民間企業だけでなく官公庁などの公共セクターにおいても多くの実績を持つことが特徴です。
会社概要
社名 | 株式会社富士通総研 |
URL | https://www.fujitsu.com/jp/group/fri/ |
設立 | 1986年6月20日 |
資本金 | 2億円(富士通株式会社の100%出資) |
売上高 | 15億8,600万円(2023年度決算) |
従業員数 | 75名(2024年4月1日現在) |
代表取締役 | 石塚 康成 |
拠点 | 東京都、日本 |
特徴・強み
富士通グループのリソースを活用した高度なコンサルティング
FRIは、富士通が持つ最先端のICT技術と、長年培ってきた調査・研究・分析の知見を組み合わせたコンサルティングに強みを持っています。これにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援、自治体経営、都市・地域政策、ヘルスケア、教育、事業継続マネジメント(BCP)、農業・漁業ICTなど、多岐にわたる領域でコンサルティングを提供しています。
独自の知識体系「CONPAM」に基づく研究開発
同社の研究開発部門では、幅広い業種・業態の課題を解決してきた経験と、富士通グループ独自の知識体系「CONPAM(The FUJITSU CONsulting knowledge, Procedure And Methodology)」を活用し、最新の技法・モデルを開発しています。これらの知見をクライアントの課題に合わせてカスタマイズし、より効果的なコンサルティング・サービスを実現しています。
シンクタンクとしての経済研究・政策提言
FRIは、富士通グループの中核シンクタンクとして、中長期的な社会・経済・産業の動向をグローバルな視点で研究し、日本の未来に向けた政策提言を行っています。主な研究テーマとして、「社会・経済・産業の動向とビジネスへの影響」「日本の新しいシステムデザイン」「グローバル化の進展と日本の対応」などがあり、研究成果はレポート・書籍の出版、セミナーの開催、専門誌への論文投稿、マスメディアへの協力などを通じて広く発信されています。
AI×経営工学を活用したビジネスサイエンス
AIやデータ分析を活用したビジネスサイエンス分野にも強みを持ち、経営工学の知見を基にした高度なコンサルティングを展開しています。特に、企業の経営戦略策定や業務プロセス最適化において、AIを活用したデータドリブンなアプローチを提供し、クライアントの競争力向上を支援しています。
行政経営の専門知識を活かした自治体支援
FRIは、行政経営に関する深いノウハウを有しており、自治体や政府の施策に「経営」という概念を組み込む支援を行っています。例えば、兵庫県尼崎市のCOO(最高外部委託責任者)補佐運営支援など、日本初の自治体経営モデルの構築に携わり、行政サービスの効率化や政策立案の高度化をサポートしています。
事業継続マネジメント(BCP)とビジネスレジリエンス
FRIは、企業や自治体のリスクマネジメントにも注力しており、災害・パンデミック・サイバー攻撃などに備えるBCP(事業継続計画)や、持続可能な経営のためのビジネスレジリエンス構築を支援しています。これにより、クライアントの長期的な安定経営をサポートし、社会全体の安全性向上にも貢献しています。
富士通総研は、ICTを活用した高度なコンサルティングとシンクタンク機能を融合させ、多様な業界・業種の課題に対応する総合的なサービスを提供しています。富士通グループの知見と独自の研究成果を活かし、民間企業や公共セクターにおける課題解決をリードすることで、持続可能な社会の発展に貢献し続けています。
提供しているコンサルティングサービス
サービス
研究開発
経済研究
経営戦略コンサルティング
事業継続マネジメント(BCM)支援
デジタルビジネス創出支援
自治体経営支援
都市・地域政策コンサルティング
ヘルスケア分野のコンサルティング
教育分野のコンサルティング
農業・漁業ICT支援
年収
コンサルタント | 400万円~600万円 |
シニアコンサルタント | 500万円~900万円 |
マネージャー | 700万円~1,000万円 |
ディレクター | 900万円~1300万円 |
選考情報
【選考フロー】
書類選考→面接2.3回→内定
・面接では通常のビヘイビア面接に加え、ケース面接が実施されます
・面接の中にテストも含まれます。
ケース面接については以下もご参照ください。
・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
・ケース面接を成功させる、5つの習慣
・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた
【選考情報】
※詳細はお問い合わせください。
面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
シンクタンクの面接では、業務内容や強みを深く理解し、志望動機や自己PRを論理的かつ具体的に伝えることが重要です。また、研究や専門分野についての深掘り質問やケーススタディへの対応を準備し、柔軟な思考力と説明力を示しましょう。加えて、時事問題や業界トレンドを把握し、模擬面接で本番を想定した練習を重ねることが効果的です。
セミナー・選考会情報
富士通総研は選考会,採用セミナーは開催していません。