EY新日本有限責任監査法人
EY新日本有限責任監査法人は、2000年4月に設立された日本の大手監査法人であり、世界150カ国以上に展開するEYグローバルネットワークの日本メンバーファームです。本社は東京都千代田区有楽町に位置し、全国に拠点を持ち、監査・保証業務を中心に、財務会計アドバイザリーサービスなどを提供しています。
また、日本国内における監査法人の中でも上場企業の監査クライアント数が最多レベルであり、特に金融業界や不動産・建設分野において豊富な実績を有しています。大手銀行、保険会社、証券会社、リート(REIT)、建設会社など、規模の大きな企業の監査を手掛け、長年にわたる知見と専門性を活かした高品質な監査サービスを提供しています。
さらに、国内外の大手企業グループに対する監査経験を活かし、IFRS(国際財務報告基準)対応やM&Aに伴う財務デューデリジェンスなど、企業の成長を支える包括的なアドバイザリー業務も展開しています。
会社概要
社名 | EY新日本有限責任監査法人 |
URL | https://www.ey.com/ja_jp/about-us/ey-shinnihon-llc |
設立 | 2000年4月1日 |
資本金 | 11億5,800万円 |
売上高 | 1,152億2,300万円(2024年6月期) |
従業員数 | 6,325名(2024年6月30日現在) |
代表取締役 | 片倉 正美 |
拠点 | 東京都(日本) |
特徴・強み
国内最大規模の監査実績
EY新日本は、日本国内における監査法人の中でも上場企業の監査クライアント数が最多レベルであり、特に金融業界や不動産・建設分野において強い実績を誇ります。大手銀行、保険会社、証券会社、リート(REIT)、建設会社など、規模の大きな企業を数多く支援しており、長年にわたる知見と専門性の高い監査サービスを提供しています。
デジタル技術を活用した最先端の監査
EY新日本は、従来の監査手法に加え、AI(人工知能)、データ分析、機械学習などの最先端テクノロジーを活用し、より高度なデジタル監査(Digital Audit)を提供しています。
EY独自のデータ分析ツール「EY Helix」を活用し、企業の財務データをリアルタイムで解析することで、異常値の特定やリスクの洗い出しを自動化し、監査の精度を向上させています。また、AIを用いた契約書や証憑のチェックを行い、大量の取引記録や文書を迅速に分析することで、不正リスクやコンプライアンス違反の兆候を早期に発見できる体制を整えています。さらに、ブロックチェーン監査を提供し、企業が活用するブロックチェーン技術の取引記録を監査することで、透明性の高い財務報告を実現しています。
これらのデジタル技術を駆使することで、より効率的で正確な監査を提供し、クライアントの負担を軽減するとともに、企業の財務状況を的確に評価することが可能となります。
ESG・サステナビリティ領域のリーダー
近年、ESG(環境・社会・ガバナンス)対応の重要性が高まる中、EY新日本はサステナビリティ関連の監査・保証業務において国内トップクラスの実績を誇ります。
企業が発行するサステナビリティ報告書の保証業務を提供し、その信頼性を担保することで、投資家やステークホルダーに対する透明性を向上させています。また、企業のCO2排出量の測定や削減計画の策定をサポートし、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを支援。さらに、人的資本の情報開示支援にも力を入れ、従業員のスキルやエンゲージメントに関する情報を適切に開示することで、企業の競争力向上に貢献しています。
こうした取り組みにより、EY新日本は企業のサステナビリティ戦略を支援するリーディングファームとしての地位を確立しています。
ガバナンス・リスクマネジメント支援
EY新日本は、企業のガバナンス強化やリスクマネジメント支援にも注力しており、クライアント企業が直面する多様なリスクに対応できるようサポートしています。
企業の内部統制を構築し、リスク管理の徹底を支援する内部統制監査を実施し、組織の透明性向上を図っています。また、不正リスクの分析や内部通報制度の強化を含む不正・コンプライアンス対応支援(Forensics)を提供し、企業が持続可能な経営を実現できるよう支援しています。さらに、サイバーセキュリティ監査を通じて、ITシステムの脆弱性を診断し、データ保護対策を強化することで、情報セキュリティリスクを最小化する支援を行っています。
グローバルネットワークの活用
EY新日本は、世界150カ国以上に展開するEYのグローバルネットワークを活用し、クロスボーダー案件に対応しています。他国籍企業向けに監査・保証業務を提供し、海外子会社を持つ日本企業や、日本に進出する外資系企業に対して、国際基準に基づいた監査・アドバイザリー業務を提供しています。また、EY Taxと連携し、移転価格税制対応や国際税務戦略の策定をサポートすることで、企業の税務リスクを低減しています。さらに、M&AやIPO支援にも注力し、海外企業の買収や国際市場での上場を目指す企業向けに、財務デューデリジェンスや会計基準適用支援を提供しています。
このように、EY新日本はグローバル企業との連携を強みに持ち、企業の海外展開や国際ビジネスを支援する体制を整えています。
人材育成とダイバーシティ推進
EY新日本は、社員の成長を支援するために、多様な教育・研修プログラムを提供しています。
グローバル研修プログラム「EYU(EY University)」を通じて、監査スキルやリーダーシップを育成するとともに、公認会計士(CPA)や公認内部監査人(CIA)などの資格取得支援を行い、監査人としてのスキル向上を支援しています。また、海外派遣やクロスボーダープロジェクトへの参加機会を提供し、若手社員が国際経験を積める環境を整えています。
さらに、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重視し、女性リーダーの育成や、LGBTQ+フレンドリーな職場環境づくりを推進し、多様な人材が活躍できる企業文化を醸成しています。
サービス
・ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション
・M&A
・テクノロジー
・ピープル
・リスク
インダストリー
・テクノロジー/メディア
・エンターテイメント/テレコム
・プライベートエクイティ
・社会インフラセクター
・マネージドサービス
・公共
・自動車
・モビリティ
・運輸
・航空宇宙
・製造
・化学
・消費財
・人材
・税務
・医薬
・医療
・鉱業
・金属/石油
・天然ガス/電力
・ユーティリティ/商社
・金融サービス
・小売流通
・組織
・法務
年収
コンサルタント | 550万~700万円 |
シニアコンサルタント | 700万~1,000万円 |
マネージャー | 1,000万~1,300万円 |
シニアマネージャー | 1,200万~1,600万円 |
ディレクター | 1,600万円以上 |
パートナー | 2,500万円以上 |
選考情報
【選考フロー】
書類選考→面接2-3回→内定
・面接では通常のビヘイビア面接に加え、ケース面接が実施されます
・選考過程でリファレンスチェック/バックグラウンドチェックが実施されます。
ケース面接については以下もご参照ください。
・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
・ケース面接を成功させる、5つの習慣
・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた
【選考情報】
※詳細はお問い合わせください。
面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
監査法人の役割は、財務諸表の信頼性を確保し、企業の健全な経営を支えることです。そのため、会計・財務の専門知識に加え、論理的思考力や正確性、誠実さが求められます。また、不正リスクの識別や業務プロセスの改善提案ができる視点も重要です。面接では、これらの理解を踏まえ、自身の強みと監査業務への適性を具体的に伝えることが大切です。
セミナー・選考会情報
EY新日本有限責任監査法人では選考会,採用セミナーを定期的に開催しております。
過去のセミナー情報
題目 | [Forensics事業部]I&Cチーム説明会 |
開催場所 | オンライン |
Forensics事業部について | Forensic & Integrity Services (Forensics) とは、約80ヵ国、5,000名超の専門家から構成される、EYの不正調査、不正対策、コンプライアンス専門のサービスラインです。 多様なキャリアバックグラウンドを有する各種専門家集団と、 EYのネットワークを活かしたグローバルレベルの高品質な対応力で、有事・平時対応のサービスをワンストップで提供します。 |
I&Cについて | I&Cグループでは、各種不正調査とコンプライアンス・リスク対応に関するサービスを提供しています。 (1)不正調査 (2)コンプライアンスリスク対応支援 |
特徴 | 危機に直面した企業に対し、深度ある実態解明調査を通じて信頼回復の支援を行うことで、会社の再出発に貢献できる 様々な業種・規模の企業に関与することで、幅広く業界慣行や商習慣、企業の倫理観やリスク等に関する知見を得られる 1つ1つの地道な作業の積重ねが業務品質を支える礎となると共に、チーム内の活発な議論がメンバーの成長につながる 海外とのやりとりも多く、EYのグローバルネットワークを活用した活躍ができる 業務終了後、クライアントから直接フィードバックを得られたり、成果に対して感謝されることが多い |
応募要件 | 履歴書/職務経歴書 不要 |
応募締切 | 埋まり次第終了 |
PJ事例
EY新日本有限責任監査法人の事例はこちらをご確認ください