有限責任監査法人トーマツ
有限責任監査法人トーマツは、1968年に日本初の全国規模の監査法人として設立され、現在では全国約30都市に拠点を持つ国内有数の大手監査法人です。
同法人は、監査・保証業務とリスクアドバイザリー業務の両分野で強みを持ち、「Quality First(品質第一)」をスローガンに掲げ、透明性・公正性を確保した高品質な監査サービスを提供しています。また、世界150ヵ国以上に展開するデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)のメンバーファームとして、グローバルなネットワークを活用し、国際的な監査・コンサルティングサービスを展開しています。
会社概要
社名 | 有限責任監査法人トーマツ (英: Deloitte Touche Tohmatsu LLC) |
URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/audit/audit.html |
設立 | 1968年5月 |
資本金 | 11億7,300万円(2024年5月末日現在) |
売上高 | 1,430億3,200万円(2024年5月期) |
従業員数 | 8,212名(2024年5月末日現在) |
代表取締役 | 大久保 孝一(代表執行役) |
拠点 | 東京都、日本 |
特徴・強み
幅広い業界へのサービス提供と深い専門知識
トーマツは、金融、製造、ヘルスケア、テクノロジー、公共セクターなど、多岐にわたる業界のクライアントを持ち、それぞれの業界に特化した専門的な監査・アドバイザリーサービスを提供しています。
金融業界においては、銀行や証券、保険会社向けに、金融規制への対応やリスク管理、資産査定(ストレステスト対応)を支援し、FinTechやブロックチェーンの導入にも取り組んでいます。製造業や自動車業界では、ESG(環境・社会・ガバナンス)対応支援やサプライチェーンの最適化、EV(電気自動車)やスマートファクトリーの推進をサポートしています。ヘルスケア・ライフサイエンス業界においては、製薬や医療機器メーカーの規制対応を支援するとともに、病院経営の改善や医療DX(デジタル変革)の推進に取り組んでいます。また、公共・官公庁・社会インフラ分野では、ガバナンスの強化や政策立案支援、行政のDX化(デジタルガバメント)などを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
デジタルテクノロジーを活用した監査・リスク管理(Audit & Risk Innovation)
トーマツは、監査やリスク管理の分野において、最先端のデジタル技術を活用しています。
監査分野では、AI監査アシスタントを導入し、不正リスクの自動検知を可能にするとともに、データ可視化ツールを活用することで業務プロセスのリスクポイントを詳細に分析し、精度の高い監査を実現しています。リスクアドバイザリーの領域では、サイバーセキュリティ診断や対応支援、クラウドリスク管理、ゼロトラストセキュリティの導入支援などを通じて、企業の情報セキュリティ強化をサポートしています。
M&A・フォレンジック・事業再生の強み
トーマツは監査業務だけでなく、M&A(企業買収・統合)、フォレンジック(不正調査)、事業再生といったアドバイザリー業務にも強みを持っています。
M&A分野では、企業買収・統合(PMI)の支援や、デューデリジェンス(財務・法務・ビジネスリスクの分析)を行い、企業の成長戦略を支援しています。フォレンジック&危機管理分野では、不正会計や粉飾決算の調査、危機対応・リスクマネジメント体制の構築をサポートし、企業のガバナンス強化に貢献しています。事業再生・リストラクチャリングの分野では、経営危機にある企業の財務再建や経営戦略の策定を支援し、倒産・破産回避のための経営改善策を提案しています。
柔軟なキャリアパスとグローバルな成長機会
トーマツでは、社員の成長を支援するために、柔軟なキャリアパスとグローバルな成長機会を提供しています。監査業務だけでなく、コンサルティングやアドバイザリー業務への異動も可能であり、デロイトグループ内での海外勤務やグローバルプロジェクトへの参加機会も豊富に用意されています。
また、社員のスキル向上を支援するために、公認会計士(CPA)、USCPA、CFA、CISAなどの資格取得支援制度を充実させ、AIやデータ分析スキルを習得できる研修も提供しています。さらに、フレックスタイム制やリモートワーク制度を導入し、ワークライフバランスの向上を目指す環境を整えています。
有限責任監査法人トーマツは、日本国内での監査・アドバイザリー業務のリーディングカンパニーであり、デロイトのグローバルネットワークを活用した高度なサービスを提供しています。「Quality First(品質第一)」の方針のもと、最先端のデジタル技術を活用した次世代監査を推進し、企業の透明性向上と経営支援を行っています。今後も、監査・アドバイザリー業務を通じて、クライアントの成長と社会の発展に貢献し続けていくことが期待されます。
提供しているコンサルティングサービス
サービス
監査・保証業務
会計監査
Audit Innovation
IPO(株式上場)支援
IFRS(国際会計基準)対応監査アドバイザリー
リスクアドバイザリー
アカウンティング&インターナルコントロール
サイバーリスク対応
ストラテジックリスク管理
レギュラトリー対応
ファイナンシャルアドバイザリー
不動産アドバイザリー
M&A支援
フォレンジック&クライシスマネジメント
ターンアラウンド&リストラクチャリング
インフラ・公共セクターアドバイザリー
コンサルティング
ストラテジー・アナリティクス・M&A
カスタマー・マーケティング
コアビジネスオペレーションズ
ヒューマンキャピタル
エンタープライズテクノロジー・パフォーマンス
税務
税務コンプライアンス、会計、アウトソーシング
税務テクノロジーコンサルティングとサポート
税務アドバイザリーとトランザクション
モビリティ、ペイロールとイミグレーション
源泉所得税、株式報酬・インセンティブプラン
法務
ファイナンス
企業法務・危機管理
M&A、組織再編
人事・労務
年収
ビジネスアナリスト | 550万~650万円 |
コンサルタント | 650万~900万円 |
シニアコンサルタント | 900万~1,100万円 |
マネージャー | 1,200万~1,500万円 |
シニアマネージャー | 1,300万~2,000万円 |
パートナー | 2,500万円以上 |
選考情報
【選考フロー】
書類選考→面接2-3回→内定
・面接では通常のビヘイビア面接に加え、ケース面接が実施されます
ケース面接については以下もご参照ください。
・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
・ケース面接を成功させる、5つの習慣
・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた
【選考情報】
※詳細はお問い合わせください。
面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
監査法人の役割は、財務諸表の信頼性を確保し、企業の健全な経営を支えることです。そのため、会計・財務の専門知識に加え、論理的思考力や正確性、誠実さが求められます。また、不正リスクの識別や業務プロセスの改善提案ができる視点も重要です。面接では、これらの理解を踏まえ、自身の強みと監査業務への適性を具体的に伝えることが大切です。
セミナー・選考会情報
監査法人トーマツでは選考会,採用セミナーは開催しておりませんが,グループ会社では頻繁に選考会やセミナーを開催しています。現在開催中のセミナーは以下からご確認ください。
PJ事例
監査法人トーマツのプロジェクト事例についてはこちらをご確認ください。