野村総合研究所

株式会社野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd.、以下NRI)は、1965年に設立された日本初の本格的な民間総合シンクタンクであり、情報サービス企業としても高い評価を得ています。本社は東京都千代田区大手町に位置し、リサーチ、コンサルティング、ITソリューション、システム運用など、戦略立案から実行・運用までを総合的に提供する体制を整えています。官公庁や金融機関、大手企業を中心に幅広いクライアントを持ち、国内外での事業展開を進めています。

会社概要

社名株式会社野村総合研究所
(英: Nomura Research Institute, Ltd.)
URLhttps://www.nri.com/
設立1965年4月1日
資本金256億5,541万3,800円
売上高7,365億円(2024年3月期)
従業員数7,206人(連結:16,708人、2024年3月31日現在)
代表取締役柳澤 花芽
拠点東京都、日本

特徴・強み

コンサルティングとITソリューションを融合した総合力

NRIの最大の強みは、コンサルティングとITソリューションを組み合わせた総合力にあります。社会・産業・情報技術に関する調査研究を基に、クライアントの課題を先取りし、戦略的な解決策を導き出します。その後、その戦略を実現するためのITソリューションを提供し、システムの開発・運用までを一貫して支援することで、クライアントの企業価値向上に貢献しています。

金融・産業分野における圧倒的なシェアと実績

NRIは、特に金融ITソリューション分野で強固な基盤を持ち、証券業界向けの勘定系システムにおいて国内トップシェアを誇ります。また、製造業・流通・公共分野においても、デジタル化支援やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に積極的に関与し、クライアントの業務革新をサポートしています。

グローバルネットワークによる国際的な展開

NRIは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地に拠点を展開し、グローバルな視点からのコンサルティングやITソリューションを提供しています。国内企業の海外展開支援だけでなく、海外企業向けのコンサルティングサービスも強化しており、国際的なビジネスの拡大をサポートしています。

「未来創発 ― Dream up the future.」の実現を目指す企業姿勢

NRIは、「未来創発 ― Dream up the future.」をコーポレート・ステートメントとして掲げ、社会課題の解決と新しい価値創造に取り組んでいます。デジタル技術を活用した次世代社会の実現に向けて、スマートシティ、環境・エネルギー分野、サステナビリティ経営などの分野において先進的な研究・開発を進めています。

社員の専門性と多様性を活かした組織文化

NRIには、多様なバックグラウンドを持つ専門家が在籍しており、コンサルタント、エンジニア、研究者が連携することで、クライアントの多様なニーズに対応する柔軟なアプローチを可能にしています。また、社員の成長を促進するための研修制度やキャリアパスも充実しており、プロフェッショナル人材の育成に注力しています。



NRIは、コンサルティングとITソリューションを組み合わせた独自のビジネスモデルを強みに、企業や社会の持続的な成長を支援するリーディングカンパニーです。国内外での豊富な実績と専門的な知見を活かし、未来志向の価値創造に貢献しています。今後も、社会課題の解決を通じて、新しい未来を創造し、クライアントと共に発展し続けることを目指しています。

提供しているコンサルティングサービス

サービス

経営コンサルティング
ITコンサルティング
システムインテグレーション
システム運用・管理
リサーチ・調査分析
デジタルトランスフォーメーション支援
サイバーセキュリティ対策
データ分析・活用支援
グローバルビジネス支援


年収

メンバー450~500万円
アソシエイト600~800万円
シニアアソシエイト800~1,200万円
エキスパート1,400~2,000万円
主任1,000~1,200万円
上級専門職1,200~2,000万円
部長2,000万円
パートナー3,000~6,000万円

選考情報

【選考フロー】

書類選考→面接3.4回→内定
・面接では通常のビヘイビア面接に加え、ケース面接が実施されます
・面接の中にテストも含まれます。

ケース面接については以下もご参照ください。
 ・ケース面接のポイント:成功への効果的な準備法
 ・ケース面接を成功させる、5つの習慣
 ・Case面接 フェルミ推定攻略を考えてみた
 ・Case面接後半戦 フェルミからの~?攻略を考えてみた

【選考情報】

※詳細はお問い合わせください。

面接で聞かれる質問は以下のような内容が一般的です。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望動機
・キャリアの志向性
・逆質問
シンクタンクの面接では、業務内容や強みを深く理解し、志望動機や自己PRを論理的かつ具体的に伝えることが重要です。また、研究や専門分野についての深掘り質問やケーススタディへの対応を準備し、柔軟な思考力と説明力を示しましょう。加えて、時事問題や業界トレンドを把握し、模擬面接で本番を想定した練習を重ねることが効果的です。


セミナー・選考会情報

野村総合研究所は選考会,採用セミナーは開催していません。


PJ事例

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