メーカーSEから大手事業会社の社内SEへ転職を勝ち取るまで!

 

私立大学 情報システム工学科卒

 

1.転職活動を始めたきっかけ

私は学生時代に専攻していた情報システム工学を活かせる会社として、大手電機メーカーA社のシステムエンジニアとして働いていました。最初は東京都内の本社で、セキュリティ製品の開発プロジェクトに参画し社会人としての基礎力やエンジニアとしてのスキル習得を図りました。3年目に、海外赴任の社内公募にエントリーして合格しました。以前からグローバルな環境を志向していたこともあり、一大決心で挑戦することにしました。赴任先はインドで、A社のアプリケーション開発業務を受託する会社の現場リーダーとして従事しました。インドでの仕事も3年が経った頃、開発プロジェクトが苦境に陥り仕事が忙しくなる中で感じていたことが、「同じ海外赴任であっても、もう少し良い環境で働ける会社があるのではないか」ということでした。もちろん、前職の処遇も日本の平均給与水準を上回るものだったため、不満を抱くことは贅沢な悩みなのかもしれないという葛藤もありました。しかし、インドで知り合った別会社で働く同年代の男性の話を聞くと羨ましく感じてしまいました。「プールやバルコニーの付いた住環境」「自宅から事業所までの送迎サービス」など、どうしても自身との差異が気になってしまい、次第に仕事へのモチベーションも低下する状態になってしまいました。そこで、インターネットで転職について色々と調べているうちに、「自分の市場価値を知る」のも有効な手段であることを知り大手企業の正社員の転職も得意としているインフォエックス社にコンタクトしてみました。

 

2.インフォエックス社への訪問

インフォエックス社とはWeb面談で自身の業務経験や感じている不満を中心に説明しました。担当の方が非常に熱心に話を聞いてくれて、自身にとって何がベストなのかを様々な具体例を交えながら解説していただきました。そして、日本に帰国した際にオフィスを訪ね、さらに詳細なキャリアアップに関するアドバイスを頂きました。そして、大学時代の就職活動がいかに浅いものだったかを思い知り、改めてゼロベースで会社を選ばないと後悔するのではないかと感じるに至りました。また、これまでA社で経験していた業務は市場価値として非常に高いものであることも自覚できました。近年進歩が著しいセキュリティ分野に精通し、さらに海外で業務遂行できる英会話力とメンタルタフネスを兼ね備えている20代は決して多くないという現実です。そして、このような強みが活かせる企業が多く存在することも知ることができました。

 

3.企業への応募・面接

インフォエックス社と数回の面談を経て、私は転職活動をすることを決意しました。自分の強みをアピールすることで、A社に所属し続けるよりも一段とキャリアアップを図ることができ、さらに高い処遇も得られると感じたためです。キャリアアドバイザーの方と会話していく中で、具体的に転職先を選定する上で以下の点を重視しました。

 

      • 1)  大企業であり誰もが知っている会社であること
  • 2)  グローバルに活躍できる環境があること
  • 3)  処遇が現在よりも高い水準であること(特に海外赴任時のサポートが充実していること)

財務的に安定した会社で、安心・良好なプライベートも両立できる環境の中で大きな仕事にチャレンジしたいと考えました。また、海外赴任は自分を一回りも二回りも大きくしてくれる経験であったため、手を挙げれば挑戦させてくれる会社を希望しました。

 

実際にはインフォエックス社から紹介してもらった会社の中から、自動車メーカー、外資系コンサルティング会社、総合商社の3社を中心に選考を進めました。いずれも私が希望する条件を満たしており、その中から最終的には総合商社であるB社から内定を頂くことができました。B社との面接の中では、職務経歴や自身の強みを中心にアピールすることができました。また、海外での困難を乗り越えた具体的な経験談も評価して頂きました。B社に決めた理由は、私のキャリアプランを人事の方から具体的に提案頂けたことです。数年後の海外赴任先もいくつか選択肢を示してもらい、いずれもチャレンジしてみたいと思う仕事でした。また、環境や処遇についても申し分ないことが確認できました。

 

4.転職を考えている方へ

私はB社で働いて以来、非常に充実した日々を過ごしています。総合商社での社内システムエンジニアは単に社員のパソコン利用支援などに留まりません。営業の収益管理から決算・財務のシステムまで幅広く開発する職種です。また、業務範囲がグローバルであるため各国のグループ会社や現地法人のシステムまで手掛けるダイナミックさが魅力的です。転職を志すまでは、このような仕事が存在することも知り得ませんでした。転職を考えている人はいち早く転職エージェントにコンタクトしてみましょう。現在の不満点を解消できる可能性があります。また、たとえ転職までは考えてなくても、自身のキャリアを見つめ直す意味で転職エージェントを訪れる価値はあります。今後の働き方のヒントが得られるかもしれません。