NEWS

スペシャルインタビュー

経営共創基盤(ものづくり戦略カンパニー)
スペシャルインタビュー | 2019.08.23

意思決定から戦略実行まで経営全体に一貫して関わることで中長期的な企業価値向上に貢献できる「経営人材」を育てる企業である

 

現在、企業価値向上を理念に掲げ、成長拡大のフェーズにあるコンサルティングファームに、私たちがインタビューしていきます。今回は、株式会社経営共創基盤の「ものづくり戦略カンパニー」について、平山様からお話を伺いました。

株式会社 経営共創基盤(IGPI) ものづくり戦略カンパニー マネージングディレクター  平山 喬之 氏  

前職のSIerにてPDM、CADの導入支援、自動車、建設機械の開発設計支援に従事。IGPI参画後は、自動車業界や機械メーカーを中心に、主に技術戦略の策定からその実行(標準化・モジュール化、グローバル設計標準整備、設計改革、ライフサイクルコストマネジメント等)に従事。戦略、組織、財務的な観点を踏まえ、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンを有機的に繋ぎ、競争優位が発揮できるケイパビリティ強化を得意とする。

 

 

ものづくり改革には製造業の知見・経験が欠かせない

――ものづくり戦略カンパニーについて詳しく教えてください。

平山:製造業の支援に特化したチームで、クライアントは100%製造業です。そのうち約半分が自動車関連で、重工業系のクライアントも多くあります。また、最近は化学・素材業界のソリューションにも力を入れております。

IGPIカンパニー同様、社会的意義のある企業を支援し、その企業価値を中長期的に高めていくことが、私たちの大きな目的です。そのため、中長期的な「会社のあり方」や「ビジネス方針」の相談から入ることが多いのが、私たちのビジネスの特徴です。たとえば、自動車業界のクライアントなら、次世代の自動車産業の姿を一緒に深く考えるところから始めることがよくあります。
また最近、化学系メーカーの中に自動車部品メーカーのTier1としてサービスを提供できる競争力を持つ企業や、そこを目指す企業が多く出てきています。弊社では、クライアントがそのポジションを目指す場合、どういった道筋をたどるのがよいのかといった相談にも乗っております。そのほかに多いのは、事業としての収益性・競争力を事業、製品、プロジェクトライフサイクルなどの見える化から始め、そこから抽出した経営課題に応じて製品力の強化・調達の高度化・製造力の強化など、バリューチェーンを横断する改革テーマに広がっていくケースです。もちろん、戦略策定だけでなく、リアルハンズオンで施策実行に携わることが頻繁にあります。実行まで関わってこそ、企業価値の向上に貢献できることが多いからです。

ものづくり戦略カンパニーがIGPIカンパニーと分かれているのは、ものづくり改革に求められるケイパビリティが特殊だからです。設計・生産・調達のプロセスや有機的なつながりを熟知し、改革の本質を見極める力を持つコンサルタントでなければ、製造業のクライアントには決して信頼していただけません。バリューチェーンのどこに問題があるのか、何をどのように変えればよいのかが全体的に把握できないといけないためです。ものづくり改革を担当するメンバーには、製造業の知見・経験が欠かせないのです。そのため、現在はメンバーの半数以上がメーカー出身者で、そのほかのメンバーも何らかの形で製造業に近いところで関わった経験を持っております。

 

IGPIメンバーとも頻繁にコラボレーションしている

 

――仕事内容はどのようなものでしょうか?

平山:先ほども触れたとおり、戦略策定から施策実行まで、幅広く手がけるチャンスがあります。現場を改善しなければならないと考えれば、何度も現場に足を運びますし、もっと上流の開発戦略・調達戦略などがボトルネックになっているのなら、担当の皆さんと議論しながら、バリューチェーンを遡っていきます。なお、IGPIカンパニー同様、約半数がグローバルに関わる案件で、海外に駐在するメンバーは現在、全体の2割ほどです。
他の特徴として、課題を特定の領域に限定しないことが挙げられます。経営課題として開発領域の改革が必要であれば、その領域に入り込み、製造領域であればその領域に入りこむといった形で、経営課題を解決するために、必要なものづくり領域に入り込むのです。また、経営課題を解決するためには、単一のものづくり領域を手がけることは稀であり、例えば、商品企画部門、開発部門、製造部門を有機的に繋ぎ、商品性とコストの最適化を目指した、商品/開発/生産戦略の策定及び、戦略実行支援など、複数領域横断でのテーマでご支援させて頂くケースがほとんどです。つまり、バリューチェーン横断改革を行うケースが多くまた、それを実現できるケイパビリティを有することが弊社の特徴と言えます。

このようにして、メンバーは複数のプロジェクトを通じて、バリューチェーン横断で、戦略策定から施策実行までを幅広く経験していきます。その結果、バリューチェーン全体を俯瞰して経営を捉える視座を身に付け、製造業変革を主導しうる経営人材へと育つことが可能で、これは弊社で働く醍醐味の一つなのではと考えております。

――IGPIカンパニーとの協業は多いのでしょうか?

平山:はい。IGPIカンパニーのさまざまなメンバーと、頻繁にコラボレーションしています。代表的な例を挙げると、IGPIにはファイナンスの得意なメンバーが何人もいますから、課題解決と経営に関する数字の改善を連動させたいときには、彼らの力を借ります。また、企業の再成長に資金調達が必要な場合にも資金調達が得意なIGPIメンバーに声をかけますし、法律に関することで協業することもよくあります。場合によっては、別インダストリーのメンバーと関わることもあります。このようにして、多様性に富んだメンバーがIGPIに在籍していることが、テーラーメイドのソリューションを可能にしております。

今後のキャリアイメージを明確に持っている方を求めている

――どのような方を求めていますか?

平山:これもIGPIカンパニーと基本的に同じですが、さまざまな経験を積んでスピーディーに成長したいという意欲のある方を求めています。特に、今後のキャリアイメージを明確に持っていただくことが重要です。「どのようなキャリアを積みたいのか?」「将来どうなりたいのか?」という将来展望のイメージがなければ、ものづくり戦略カンパニーで働くのは難しいと思います。逆に言えば、はっきりとした目標がある方にとっては、さまざまな意味で学ぶチャンスが多い環境でしょう。なお、ここで経験を積んだ上で、いつかはメーカーに戻るというキャリアパスを考えている方も歓迎しています。実際、ものづくり戦略カンパニーには、そうした目標を持って頑張っているメンバーが何人もいます。

加えて、製造業を何としてでも良くしたい、そのために製造業の競争力を向上するための本質的な課題は何で、そのために何をしなければならないかを日々考えておられるような方、つまり、製造業に対するパッションと深い思考力を持ち合わせた方と是非、一緒に働きたいと考えております。
最後に、ものづくり戦略カンパニーを転職先候補にしていただいている方の中には、製造業出身でコンサルタント未経験の方も多くいらっしゃいますが、そうした方はぜひ、「自分のやりたいこと」や「キャリアイメージ」と、ファームのカラーがフィットしているかどうかに注意して、転職活動を進めていただけたらと思います。もし、私たちのカラーとフィットすると感じた方は、ご応募していただけたら幸いです。皆さんのご応募をお待ちしております。