求められる人物像

■どんな人材が求められているか?(コンサルティングファーム全体に共通する一般的なもの)


・顧客の成長や課題改善を行うので、「顧客目線でない人」だと面接で見られてしまうとNGになる。


・単なる営業や分析より、企画立案がメインの仕事となる。プランをたてるためにも現状の分析、地域の分析、競合他社の分析なども行う。分析はシンクタンクを使うケースも。データを作る能力が無くても、データを理解・咀嚼し企画立案し、それをドキュメント化・提案できる人間でないとファームでは働けない。


・一般企業の営業とは異なるが、自社の提案をクライアントにプレゼンすることも大きな仕事となるため、コンサルタントにも営業資質や顧客折衝力がないと難しい。ただ、営業経験はなくても問題ない。特にマネージャー以上は数値責任がついてくるので、自分で案件をとって達成しないと評価されない。

・コンサルティングファームが求めている根本的な資質=論理的思考性(ロジカルシンキング)、企業側からヒアリングをする際の問題発見力・解決力、ビジネスコミュニケーション(プレゼン)が一般論。この3点は優先順位があるものではなく、並立して求められる力。プラスアルファで成長意欲。


■コンサルティングファームで働くメリット

・コンサルファームに仕事を依頼出来る事業会社はお金に余裕がある=規模感の大きな会社であることが多い。大きな事業会社であれば、社内にも優秀な人は揃っているので、その人たちに提案し、納得させる技量と知識を先んじて身に付けている必要がある。コンサルで身に付ける情報・知識はコンサルタント個人のキャリアにもプラスに働く。

・コンサルティングファーム自身にも非常に優秀な人が集まり、プロジェクトチームとして社内でも議論・提議が日常的に行われること、一般企業で学べる以上の知識や経験を積むことが出来るので個人のキャリアバリューも高められる。

・クライアントから高額なフィーを受け取るため責任も重く、そういった意味でも、事業会社等と比べて成長度合いは大きい。

・一般企業よりも高額なフィーを得ながら、自身が体得してきた武器を磨き、かつ新たなスキルを身に着けられます。事業会社の幹部、経営企画と一緒に働きながら、自身のバリューを短期間でアップできる環境がコンサルファームです。