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コンサルティング業界概要

▶▶▶コンサルティング業界展望
▶▶▶コンサルティングファームの企業文化
▶▶▶コンサルティングファームの職位

コンサルティング業界展望

ここではコンサルティング業界の展望について、以下の三つの視点を通してご説明いたします。

(1)日本のコンサルティング市場の大きさについて
(2)コンサルティングファームの属性
(3)コンサルティングファームの動向


(1)日本のコンサルティング市場規模

IT情報の専門調査会社IDCによると、2016年度のビジネス+ITコンサルティング会社の売り上げは6,792億円(前年比4.8%増)となり、そのうちビジネスコンサルティング領域が3,625億円(前年比7.0%増)と、僅差でITコンサルティングを上回ったそうです。
コンサルティング市場の牽引役はデジタル関連のビジネスとデジタル関連のITコンサルティングであり、両者を加算したコンサルティング市場の2016年から2021年までの年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は23.8%と、驚異的な成長を示しています。これらによりIDCは、コンサルティング市場全体の年平均成長率を3.9%、そして市場規模を8,238億円と大胆に予測しています。

しかし、昨年度(2017)の英国のコンサルティング市場の調査会社によれば、次のような興味深い報告もあります。
「中国は(中略)コンサルティング市場が成長しておらず、日本はそれ以上にその市場に成長が見えない。日中の経済規模から見たコンサルティング市場は驚くほど小さいものにとどまっている。日中の場合コンサルティングがビジネス規範や政治文化を支えるものとして見られており、米国の経済規模とコンサルティング市場の規模の相関指数を両国に当てはめると現実の市場規模は1/10にも満たない。」

このことはつまり、逆に考えれば、日本のコンサルティング市場にはまだ成長の余地が大幅に残されているということです。
日本の企業はクラウド、AI、ビッグデータ、IoT、アナリティクス、コグニティブ等のデジタルプラットフォームへのトランスフォーメーションによって破壊されるのではなく、むしろポジティブに破壊していこうという側であるという意識改革とスピーディな行動によりデジタル関連のコンサルティングビジネスの機会を捉えることが可能です。それがコンサルティング市場の拡大に結び付くチャンスが目の前にある時代であると言えます。

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(2)コンサルティングファームの属性

コンサルティングファームは提供するサービスとクライアントの業界によって「戦略系」、「総合系」、「スペシャリティ系(ブティック)」、「ITファーム」に大別することが出来ます。近年コンサルティングファームの数も増えてきており多様化が進んでいることやファーム毎に得意とする領域が異なることもあるため、上記の属性は必ずしもファームを正確に区分するものではありませんが、大まかなイメージを掴んでいただくために御紹介をいたします。

戦略ファーム
コンサルティングファームが提供するサービスには上流から「戦略作成」、「業務改革」、「システム開発・導入」という3つのフェーズがあり、戦略ファームは業界を特定しない幅広いクライアントに対して戦略策定フェーズのコンサルティングサービスを提供します。戦略ファームが取り組むテーマとしては、5ヶ年中計の策定支援、海外進出戦略の策定支援や新規市場調査、M&Aにおけるデューデリジェンス等があります。クライアントの中でも経営層や部長レベルを対象として企業の方向性を左右する重要なテーマに関わることができます。また幅広い業界のクライアントの戦略策定支援をするため、幅広い業界に関する知見を得る中で成長の機会には恵まれています。

総合ファーム
総合ファームは幅広い業界に対してほぼすべてのフェーズに関わるサービス提供を行うコンサルティングファームです。組織は通常サービス×業界のマトリックスで構築されており、例えば「ITソリューション提供×製造業界クライアント」などの各分野にスペシャリストを擁しています。こうしたチームが連携することで戦略チームが作成した案件を業務改革チームが具体化、そのソリューション提供としてITチームがシステム開発を行うといった一気通貫でのサービス提供ができる点に強みがあります。また、総合ファームの中にもITシステム開発に強みを持つAccentureや財務面でのサポートに強みを持つ会計系ファーム等、ファーム毎に得意とする領域が異なることも特色の一つです。

スペシャリティファーム(ブティックファーム)
ブティックファームは特定のファームや特定のソリューション提供に特化したファームを指します。弊社の提携ファームにも、製造業界の支援に特化したIGPIものづくり戦略カンパニーや医療業界に特化したKPMGヘルスケア株式会社等があります。また、ソリューション特化型のファームでは人事領域でのソリューション提供を行うマーサー・コンサルティングやブランディング・マーケティング戦略からクリエイティブ作成までを含めた流れを支援する博報堂コンサルティング株式会社などのファームがあります。

ITファーム
ITファームはIT関連のソリューションの提供をしており、主に企業の業務改革をITの面から支援します。コンサルタントとしてはクライアントの業務分析やヒアリングを通してワークフローの改善点を見つけ出し、システム構築と導入を通して業務改善を支援します。中にはSimplex社のように金融業界に特化したブティックファームとしての側面を持つITファームも存在します。

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(3)コンサルティングファームの動向

①積極的なコンサルタント採用と求められるスキルセットのトレンド
不況時代のコンサルタント採用の抑制は緩和され、採用人数の増加計画が報告されています。特に、女性とミレニアル世代を採用し、雇用を継続することを支持しています。又、専門性の高いニッチスキルをお持ちの方に対する評価は高いという状況は依然ありますが、より全体を見渡すスキルセットを持つ方の採用を検討する傾向が出ています。
幅広いドメインの技術的な知識とビジネスのジェネラリストとしてのエッジが切れる洞察力を求めると大手グローバルファームの人事担当者は述べています。

②イノベーションハブの新設
すでに国内でも大手3社が公表しているイノベーションハブの新設はグローバルレベルですでに先行して進んでいます。POCリサーチ、ラピッドプロトタイピング、製品ローンチの加速化などクライアントが最善のテスト、最新のサービス、製品を発見することを支援することから既述の通り、デジタルプラットフォームでのクライアントの価値創出のための支援を行うことを実行しようとしています。

③クライアントの変化に対応する
コンサルティングファームではクライアントの変化、テクノロジーの変化にスピーディーに対応したサービスを開発し提供する必要があります。同時に、経営基盤を強化するという新しいサービスデリバリーとそれに必要なスキルセットがどのようなものであるかという攻めと守りの両面をより強く求められております。今後のデジタルの時代の喫緊の命題ではないでしょうか。

④デジタルカンパニーへの挑戦
コンサルティングファームとデジタルカンパニーの関係が一層不明瞭となりつつあります。コンサルティングファームはデジタルのエキスパティーズをクライアントへ提供し、デジタルカンパニーはコンサルティングのケーパビリティを身に着けてきます。その中で前者は後者からエキスパートを積極的に採用したり、そのものをM&Aする動きが激化する可能性があります。

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